
当院の分娩方法
当院の分娩方法
自然分娩とは、医療的介入を最小限に抑えて、妊婦さんの体が持つ自然な力で赤ちゃんを出産する方法です。この分娩方法では、陣痛が自発的に始まり、特別な医療介入なしに分娩が進行します。薬剤や器具を使わず、妊婦さんが自分の力で赤ちゃんを産むため、痛みが伴いますが、自然な過程を重視する方法です。
ただし、赤ちゃんの位置や状態、分娩の進行具合によっては、最終的に医療的なサポートが必要になることもあります。
無痛分娩と言われていますが、実際は痛みを完全に無くすようにはしません。 除痛分娩や和痛分娩と呼ばれているように、8~9割の痛みを取るようにして、1~2割ぐらいの痛みは残るのが理想的な方法となります。
痛みを完全に無くすようにすることも可能ですが、その場合薬が効きすぎて麻酔状態となり足が動かなくなります。そのため、お産をするのに重要な「いきむ」という力を込めることが充分にできなくなり、分娩進行が滞りやすく望ましくないとされています。 8~9割まで痛みを取り除くようにすれば、力を込めていきむこともしっかりできるのでお産をするのにちょうど良いと考えられています。
無痛分娩は、眠る麻酔ではなく、上半身には麻酔がかかっていません。そのため、生まれた赤ちゃんを見届けて、すぐに抱っこをすることができます。
当院では自然に陣痛が始まった後に麻酔を開始するオンデマンドの無痛分娩と 陣痛が始まる前に入院し陣痛促進剤を使って計画的に分娩する計画無痛分娩が選べます。 陣痛が始まり入院後に麻酔薬を流し始めます。24時間365日対応しておりますのでご安心ください。 妊娠36週以降妊婦健診の際に毎回内診し子宮口の開き具合などを確認し入院日を決めていきます。入院の目安は初産婦さんで39週前後、経産婦さんで38週前後です。
分娩時に行われる主な処置方法は、母体や赤ちゃんの健康状態を守るために行われるもので、分娩が順調に進まない場合や必要な場合に適用されます。以下に代表的な処置方法を紹介します。
初産の方 | 530,000円 |
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経産婦の方 | 500,000円 |
時間外や休日での追加の分娩費用はかかりません。
食事代が1食1,000円、個室を希望される場合は1日あたり5,000円が追加で必要になります。